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マラウイに対する渡航情報(危険情報)の発出

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ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外渡航情報。

本日は、平成23年9月12日に外務省から発令されております、
マラウイに対する渡航情報(危険情報)発出のご案内です。

ご渡航をご予定されていらっしゃる方はくれぐれもご注意下さい。

※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省へ著作権の確認と、
 文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。

_________________________________

● 全土:「十分注意してください。」(継続)

 ☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況

(1)マラウイの経済基盤は、タバコなど一次農産品に依存した脆弱なものでしたが、近年、政府の補助金政策等が功を奏し農業が好調であることから、年率7%程度の経済成長を達成しています。1964年の独立以来、内戦等はなく、政治的にも安定しており、2009年5月の総選挙でムタリカ大統領と与党が圧勝し、成長重視の経済・社会開発路線を推進しています。しかし、その一方で経済成長に伴い、国内では収入格差が広がり、貧困層に加え近隣国からの流民による犯罪を誘発する状況になっています。犯罪発生件数は年々増加しており犯罪の手口も巧妙化・組織化しています。

(2)2011年7月20日、首都リロングウェ市等で燃料不足を含む経済状況の改善等を求める反政府デモが行われ、一部ではデモ参加者と警官隊の衝突により死者が出ました。こうした反政府デモを発端とした暴力行為は今後も発生する可能性がありますので、十分注意してください。

2.地域情勢
  全土:「十分注意してください。」

(1)首都リロングウェ市及びブランタイヤ市
 開発が進む首都リロングウェ市及び南部商業都市ブランタイヤ市では、貧困層、出稼ぎ労働者、不法移民等が収入を求めて流入しています。
 路上強盗、車両強盗、住居侵入強盗、恐喝等の凶悪犯罪に加えて、空き巣、窃盗、置き引き、スリ等の犯罪が日常的に発生しています。さらに近年は火器(けん銃)を使った武装集団による強奪事件が増加しています。
 犯罪多発地帯は、両市とも市内全域にわたりますが、特に、バス停付近、ミニバス車内、ローカルマーケット内及びその周辺が挙げられます。リロングウェ市内では、リロングウェ川に架かるリロングウェ橋付近、ネイチャー・サンクチュアリ通り一帯及びリロングウェ川以東のオールドタウン一帯、またブランタイヤ市内ではチレカ通り等の混雑する通りや暗狭なひと気の少ない通りで、昼夜を問わず日本人を含む外国人が路上強盗や盗難被害に遭う事案が発生しています。
 つきましては、両市に渡航・滞在される方は、周囲の状況に注意し犯罪に巻き込まれないように十分注意してください。

(2)上記以外の地域
 その他の地域においても、住居侵入強盗、空き巣、窃盗、置き引き、スリ等の犯罪が日常的に多発していますので、周囲の状況に注意し、犯罪に巻き込まれないように十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
 防犯のための知識を欠いたり、適切な防犯行動・対策をとらなかったため犯罪に遭う日本人が跡を絶ちません。マラウイでは、外国人は目立つので、常に犯罪被害に遭う可能性に注意して行動してください。
 滞在中は、下記の事項に十分留意して行動し、現地で出会う人々とのけじめある交流及び適切な防犯行動の確実な実行に心掛け、危険を避けるようにしてください。
 また、マラウイに渡航する前には、不測の事態が発生した場合に備えて、さらに状況に応じて適切な安全対策がとれるように、滞在先や連絡先を在マラウイ日本国大使館に通報するなど連絡を密にし、加えて現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。
 なお、万一、事件・事故に巻き込まれた場合には在マラウイ日本国大使館に連絡してください。

(1)渡航者全般向けの注意事項 
日本人の被害例については、「安全対策基礎データ」も参考にしてください。
(イ)路上及びミニバス車内等において、強盗、ひったくり、置き引き、スリ等の被害が跡を絶ちません。なお、マラウイでは刃物、小火器(けん銃)を使用した犯罪が多く、万一、強盗に遭った場合には、相手を刺激することなく、落ち着いて相手の要求に従ってください。抵抗することにより、生命に危険が及ぶ可能性が十分に考えられますので御注意ください。

(ロ)自宅門前、駐車場、ラウンド・アバウト(ロータリー)直前及び交差点で信号待ちをしている間や駐車場で、車両強盗に遭ったりや開いている窓から車内の貴重品を盗まれる被害が続出しています。また、不用意にヒッチハイカーに扮した強盗を乗せたために車両強盗の被害に遭った事例もあります。車を運転する際には、窓を完全に閉め、ドアを必ずロックするとともに、貧困層地域への車の乗り入れを極力避け、駐車時には、例え車両から少しの間離れる際でもドアロックのほか、ハンドルロックバー等の複数の防犯対策を講ずるようお勧めします。また、乗り降りの際にも十分周囲に気を配ってください。知らない者から乗車を求められても、乗せないなど慎重に対応することが重要です。

(ハ)幹線道路では、大規模な交通事故が相次いで発生し、多数の死傷者が出ています。事故原因のほとんどは、スピードの出し過ぎのほか、過剰な積荷、定員オーバー、運転中の不注意、無謀な運転、車両の整備不良等によるものです。特に夜間は外灯が少ないため、故障で停車している車両に気づかずに衝突するケースも多く報告されています。中長距離バスの衝突や横転といった事例も多くありますので、乗車する車両を厳選する、また乗車時にはシートベルトを着用するなど、危険防止を徹底してください。

(ニ)マラウイでは、インフラが脆弱であること(特に、警察車両や救急車の不足や通信手段の不備、燃料不足等)から緊急事態における公共機関の迅速な対応が難しく、また、医療水準の低さから、特に重傷(重体)の場合は、医療設備の整った南アフリカまでの緊急移送が必要となりますので、あらかじめ緊急移送を含めた十分な補償内容の海 外旅行保険に加入するよう強くお勧めします。また、現地医療機関への受診に際しては、クレジットカードでの支払いを受け付けないところが多く、高額の前払金又は保険会社等が発行する支払証明書等が必要となりますので御注意ください。

(2)観光旅行者向けの注意事項 
マラウイ湖沿いのリゾート地域では、渡航者全般向けの注意事項に加え、観光地ないし異国にいる解放感から麻薬を用いた犯罪(麻薬使用時の陶酔状態中に貴重品等を盗まれる)に巻き込まれる事件が発生しています。マラウイでも麻薬の使用は重大な犯罪となりますので、(イ)決して手を出さない、(ロ)勧められても断る、等の十分な注意が必要です。

(3)長期滞在者向けの注意事項 
マラウイに滞在中の方々は上記情勢を十分考慮し、下記事項に十分注意して行動してください。

(イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡に必要ですので、到着後遅滞なく在マラウイ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はマラウイを去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を大使館に届け出てください。なお、在留届の届出は、在留届電子届出システム(ORRネット、http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。
 また、郵送、FAXによっても行うことができますので、在マラウイ日本国大使館まで送付してください。

(ロ)外出の際には身の周りの安全に十分に注意してください。また、可能な限り夜間の外出は控えるなど、犯罪に巻き込まれないよう注意してください。

(ハ)住居への侵入強盗、空き巣は、2010年においてマラウイ在留邦人が被った犯罪の9割以上にもなります。また、その半数が警備員、使用人を配置していた住居で発生しており、被害状況からは、警備員、使用人が直接犯行に及んだか、あるいは犯人を手引きしたと推測されるケースが多くを占めています。警備員、使用人を雇用する場合には、常に警備員、使用人の言動等に注意し、怪しい場合は躊躇せずに交代させることが大切です。

(二)自宅門前での待ち伏せ事件も発生しているので、特に勤務先又は銀行から帰宅する際は、尾行していたり自宅門前又は周囲で待ち伏せする不審車両等がないか状況をよく確認してください。不審車両に尾行されていたり、周囲に異常な気配がある等の場合は、一時、帰宅を見合わせる等の措置をとってください。

(ホ)群衆の集まる場所及びデモ・集会等の場に近付かないようにしてください。万一、暴動等に巻き込まれた場合には、速やかにその場から離れ、事態が沈静化するまでの間、近くの安全な場所で待機するとともに、在マラウイ日本国大使館へ連絡してください。

(ヘ)根拠のない噂に惑わされて動揺することのないよう、在マラウイ日本国大使館に確認する等により最新情報の入手に努めてください。

(ト)万一犯罪被害・交通事故等に遭った場合は、直ちに警察(997)等へ通報する とともに、在マラウイ日本国大使館に連絡してください。

4.隣国のタンザニア、モザンビーク及びザンビアの危険情報にも御留意ください。

新東京国際空港

(問い合わせ先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)3680
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
               http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
○在マラウイ日本国大使館
  住所:Plot No. 14 / 191 Petroda Glass House
     P.O.Box 30780 Lilongwe 3, Malawi
  電話:(市外局番01)773-529
    国外からは(国番号265)1-773-529
  FAX:(市外局番01)773-528
    国外からは(国番号265)1-773-528
  ホームページ:http://www.mw.emb-japan.go.jp/japanesesite/index.html

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